ターゲットの抽出
e-Statなど総務省が無料で公開している国勢調査の統計データを用いて、ただチラシをばら撒くのではなく効率的にターゲットの手に渡るようご提案をさせていただきます。
抽出(絞り込み)可能な分類はおおむね以下の通りです。
・範囲(半径○km圏/自動車○分圏/徒歩○分圏)
・年齢
・性別
・世帯構成(ファミリー/夫婦のみ/単身世帯)
・非就業者世帯
・就業者地位(会社役員/自営業)
・住宅所有(持ち家/借家)
・住宅(戸建て/集合住宅)
・職業(農林水産業/製造建設業/サービス金融業)
●店鋪周辺の人口特性を把握する
これら統計データを使って店舗周辺の人口分布を把握することは非常に重要です。思っていた以上に「お年寄りが多い」「単身世帯が多い」など、想定と異なる発見があれば、日頃のセール内容や品揃えを見直す必要があります。
1次商圏・2次商圏内の人口分布を調べ店鋪近隣の人口特性を把握し、営業戦略、広告戦略に活かしましょう。
○住宅リフォーム広告
>持ち家率のたかい地域に配布
○不動産広告
>借家&ファミリー世帯に配布
●ターゲットを絞り込む
ターゲットを絞り込むことは非常に重要です。万人受けする広告などそう簡単に作れるものではありません。「すべての年齢、すべての性別、この地域にお住まいのすべての人をターゲットにしたい!」では、キャンペーンも的が絞れず誰の心にも残らない広告となってしまいます。
「見てみたい!」「やってみたい!」「面白そう!」など、興味をひきつけて注目させることが重要です。
○ターゲット:子育て世代
>お菓子つかみ取りなど子供向けのイベントで集客
○ターゲット:学生
>SNS、Instagramを使ったイベントの実施
○ターゲット:シルバー層
>健康維持や老後に関するセミナーやイベント
次回はこうしたイベントをいかにして周知させていくか。広告宣伝について書きたいと思います。