チラシの反響率は人口密度にも大きく影響します。
例えば、店舗周辺にチラシを配布した場合、人口密度が高ければ店舗までの距離は近く来店しやすい環境にあると言えます。
逆に人口密度の薄い地域だった場合は、同じ枚数のチラシを配布しても広く遠方への配布となってしまい、反響に結びつけることが難しくなってまいります。
つまり、出店や広告戦略を有利に進める上で、人口密度が地図上で確認できると非常に便利になります。
今回は無料で使える「地域経済分析システムRESAS」を使って、日本国内の人口密度を地図上で確認する方法をご案内いたします。
●RESAS
https://resas.go.jp
①左上のメインメニューより「人口マップ」を選択。
②「人口メッシュ」を選択。
③右側メニューを以下の通り設定し、
・表示年を指定する———-「2015年」(※最新年度を指定)
・表示方法を指定する——–「総数」
・表示する内容を指定する—「総人口」
・地域選択モード————「チェックをはずす」
・メッシュ読み込み———-「透過率50%(薄いメッシュ)」
最後に「メッシュを読み込む」をクリックします。
(このとき、表示している地図範囲が広域な場合、メッシュの読み込みに時間がかかります。)
④人口密度のメッシュが表示されます。
ひとつのメッシュの大きさは500㎡となります。
同じ要領で、日本全国の人口密度が確認できます。
また、画面右側の設定条件を変更すれば、人口だけでなく”世帯数”や”性別”、”増減率”を地図上に表示することも可能です。
このように統計データを地図に重ね合わせることで、普段の生活圏や職場、商圏の状況がより理解しやすく可視化されます。
是非、「地域経済分析システムRESAS」を貴店の販売促進や広告戦略にご利用されてみてはいかがでしょうか。