今日は新聞折込を依頼(発注)する方法についてご案内いたします。

折込会社または新聞販売店に申し込む

当社のような折込会社と呼ばれる新聞折込チラシの広告代理店に発注するのが一般的ですが、直接、地元の新聞販売店にチラシを持ち込む方法もあります。

●折込会社に依頼するメリット
・全国または近隣数県分にも及ぶ新聞販売店のテリトリー(新聞店エリアMAP)と取り扱い部数(新聞折込部数表)を把握しており、「どこに配るには何枚必要か?」の相談ができる。
・新聞店エリアMAPや新聞折込部数表などの資料を無料で提供してくれる。
・朝日と読売など新聞社をまたいで発注できる。
・複数の新聞販売店への持ち込みも一括で手配できる。
・有料でチラシを集荷してもらえる。
・有料でチラシを保管(短期・長期)してもらえる。
・国勢調査など統計局集計の世帯統計データなどを提供している。※
※広告代理店により有償/無償や提供していない折込会社もある
▲折込会社に依頼するデメリット
・折込代金のほかに新聞販売店までの輸送料(配送料)が必要となる。※
※折込代金に輸送料が含まれている場合もある。
・新聞店に直接依頼する場合に比べ、1日程度余分に日数が掛かってしまう場合がある。
●新聞店に直接依頼するメリット
・月極での新聞購読契約を条件に1回または数回分の新聞折込を無料または割引してくれる新聞店もある。
・早ければ翌日の新聞折込にも対応してもらえる。
▲新聞店に直接依頼するデメリット
・ほかの新聞店の情報を持ち合わせていない為、テリトリー外の他の地域への新聞折込について取り次ぎできない。
・同様に取り扱いしていない他の新聞への折り込みの取り次ぎも対応していない。
・新聞を配ることに特化しているがマーケティングに関しての知見はない。
・複数の新聞販売店に直接出向いて申し込みをしなくてはいけない。
当社 オリコメイト 他の折込会社 新聞店
配布エリアの相談に対応している ×
配布枚数の相談に対応している ×
新聞店エリアMAPの提供 ×
新聞折込部数表の提供 ×
世帯統計データの提供 ×
新聞社をまたいだ発注に対応
容易に配布範囲と枚数を指定できる ×
24時間注文受付 × × ×
新聞折込の割引に対応している
ホームページで料金を開示している ×

はじめて新聞折込チラシを検討されている方は折込会社へ相談をされた方が良いでしょう。
貴店の営業規模や予算に応じて最適な配布提案を作成してくれます。

周辺の必要な枚数を把握する

折込会社に問い合わせをして「新聞店エリアMAP」と「新聞折込部数表」を取り寄せましょう。
新聞折込は基本的に新聞販売店単位での発注になります。
ひとつの新聞販売店が1,000部~3,000部程度の新聞を取り扱っているのが一般的です。
1,000部取り扱いの新聞店に300部だけ発注する場合、300部をどこに配布したいのか(※地域指定と言う)を明確に伝える必要があります。※地域指定を受付けていない新聞販売店もございます。

また、朝日新聞と産経新聞と神奈川新聞のように複数の新聞を取り扱ってい複合店が数多く存在します。
複合店の場合、どの新聞に折り込みしたいのか希望を提出しないと、自動的にメインとなる新聞やシェアの高い新聞に折り込まれてしまいます。
希望の新聞銘柄がある場合(※新聞指定銘柄指定などと言う)は明確に伝えるようにしましょう。※新聞銘柄指定を受付していない新聞販売店もございます。

※地域指定、新聞銘柄指定は別途料金が掛かるものではございませんが、同時に絶対を約束してくれるものでもございません。地域指定をしても地域外に折り込みされてしまったり、銘柄指定をしても希望の銘柄に折り込まれていなかったということはよくあります。
絶対を希望する場合はその新聞店が取り扱うフルの枚数で発注をしたほうが良いでしょう。

新聞店エリアMAP
新聞店エリアMAPサンプル
新聞折込部数表
新聞折込部数表サンプル

エリアMAPと部数表を照らし合わせ何枚のチラシが必要であるか確認します。

・鉄道や河川など人の流れが分断されてしまう要因にも気を付けましょう。
・上り、下りを見極めましょう。多くの人は上り(大きな駅や都市部の方面へ向かう)ます。
・通いなれた道に貴店があれば反響率を飛躍的に高めることができます。
・密に折り込みする為に地元でシェア率の高い新聞に折り込みをしましょう。

新聞のシェア率の確認はオリコメイトでも公開してます。

ターゲットを明確化し配布エリアを組み立てる

統計データを活用した配布を希望する場合、チラシを届けたいターゲットについて折込会社に相談しましょう。
あらかじめ取り寄せたい統計(届けたいターゲット)をピックアップしておくと良いでしょう。
統計情報を活用した配布ご提案には1~3日程度のお時間をいただいておりますので新聞折込の1週間程前までにご相談いただけますと幸いです。(オリコメイト:TEL0120-400-904)または(アット折込:TEL045-971-6966)

■統計情報から取り寄せ可能なデータ
・徒歩または車で○分以内の距離へ配布
・○歳代の多い地域へ配布
・持ち家or借家の多い地域へ配布
・戸建てor共同住宅の多い地域へ配布
・単身世帯の多い地域へ配布
など。
チラシを届けたい”ターゲット”をご相談ください。これらの統計資料は皆さんが自由に活用できるよう「統計jSTAT MAPについて」でも情報を順次アップしていく予定です。

新聞折込日を決定する

ほとんどの場合、セール開始日やOPEN当日の朝刊に新聞を折り込みするのが一般的です。
前日に折り込みをする場合もありますが、余り早く折り込みしてしまうと既にセール中だと勘違いしてしまうお客様も居るようですので注意しましょう。

セミナーやフェスのようにあるお客様参加型(時間を拘束してしまう)のイベントの場合は、イベント開催の2~3週間前に折り込みすることでお客様にも都合をつけていただきます。

・折込日はイベント当日の朝刊折り込みが基本
・セミナーやフェスは2~3週間前に折り込む
※一部の新聞販売店では朝刊折り込みを行っていないので注意

チラシを納品する

配布地域と折込日が決まったら折込会社の指定する倉庫にチラシを納品します。
印刷会社からの直送、折込会社へ納品すれば送料も節約できるためおすすめです。

※近年はゆうパックやヤマト運輸など宅配便で納品いただくことが増えておりますが、お届け日時のご指定をいただいていても天候や交通トラブルなどにより半日~1日程度遅れて到着する事案が増えております。
折込会社の指定する締切日までにチラシが納品されないと折込日を順延するか折り込み自体をキャンセルしていただくことになりますので注意しましょう。